中国、第14次5カ年計画(2021~25年)

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備忘録

要約

中国政府は、第14次5カ年計画(2021~25年)の新型インフラ建設計画を承認。同計画期間は情報ネットワークを基盤に、技術革新を原動力とする新型インフラ施設の建設を進めて安定成長と構造調整、生活支援を進めるとしている


内容
中国国務院、新型インフラ建設の5カ年計画を承認
 中国の国務院(内閣に相当)は22日の常務会議で、第14次5カ年計画(2021-25年)の新型インフラ建設計画を承認した。同計画期間は情報ネットワークを基盤に、技術革新を原動力とする新型インフラ施設の建設を進めて安定成長と構造調整、生活支援を進めるとした。計画の要点は次の通り。

◇情報インフラの建設強化:国家幹線ネットワークと都市圏ネットワークの協同拡大を進め、ギガビット光ネットワークの高速化を展開。新世代移動体通信ネットワークの商業化と大規模応用を促進。衛星通信とナビゲーション、リモートセンシングなどの宇宙情報インフラを整備する。ユビキタスなIoTを開発する。
◇インフラの着実な融合:多層的な産業インターネット・プラットフォームを構築し、柔軟で系統的なイノベーションを促進。新型都市化と交通、物流、エネルギー、都市行政と結び付ける形で運輸、物流、エネルギー、都市行政などのインフラをインテリジェント化する。農業デジタル化の水準を高める。遠隔医療やオンライン教育などの民生インフラを構築する。
◇大学と研究機関、ハイテク企業の深い融合統合を推進し、研究能力を強化:業界の基礎技術の協同研究を支援する。
◇開放と協力を推進:民営企業と外資が新型インフラへの投資や運営に参与するよう支援する。国際ルール標準の制定に積極的に参加する。
◇安全監督体系を整備する。

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