征服王イスカンダルの名言・台詞まとめ(fate/zero)

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「Fate(フェイト)」イスカンダルの名言・台詞まとめ

目次

2話 偽りの戦端


「闇に紛れて逃げ去るのなら匹夫の野盗、凱歌と共に立ち去るのならば、それは、征服王の略奪だ!」
(マスターのウェイバー・ベルベット所有の本を持ち出して)

「戦の準備をすると言っただろう。戦に地図は必要不可欠だからな」

「小さい! あれだけ駆け回った大地がこの程度か! よいよい、胸が高鳴る!」

「丸い大地の反対側か。うん、これまた痛快。これで戦の指針も固まったな」

「まずは世界を半周する。西へ、ひたすら西へ。通りがかった国は全て落としていく。そうやって、マケドニアへ凱旋し、故国の皆に予の復活を祝賀させる」

「心踊るであろう!!!」

「坊主、貴様はどう聖杯を使う?」
「もし貴様もまた世界を取る気なら、すなわち予の仇敵ではないか。覇王は2人といらんからな」

「小さいわ!!! 小さい! 狭い! あほらしい。戦いに賭ける大望が、己の沽券を示すことのみだと。貴様それでも予のマスターか!? 全くもって嘆かわしい!」
(ウェイバーの聖杯への願いを聞いて)

「征服王イスカンダルが、この一斬にて覇権を問う!」

3話 冬木の地


「あのな、暗殺者ごときがなんだと言うのだ。隠れ潜むだけが取り柄のアサシンなんぞ、予の敵ではあるまいに」

「たわけ! 予が戦うとすれば、それは勝ち残って生きている方であろうが。そっちを仔細に観察せんでどうする!?」

「何事につけても存分に楽しみ抜く。それが人生の秘訣であろう」

4話 魔槍の刃


「異なる時代の英雄豪傑と矛を交える機会など滅多に無い。それが6人もそろうとなれば、1人たりとも逃す手はあるまい。現にセイバーとランサー、あの2人にしてからが、共に胸の熱くなるような益荒男どもだ。死なすには惜しい!」

「勝利してなお滅ぼさぬ、制覇してなお辱めぬ。それこそが真の征服である」

「双方、剣を収めよ。王の前であるぞ」
「我が名は征服王イスカンダル。此度の聖杯戦争においては、ライダーのクラスを得て顕界した」
(セイバーとランサーの戦いの間に入ったイスカンダル。真名の名乗りを上げる)

5話 凶獣咆吼


「うぬらとは聖杯を求めて相争う巡り合わせだが、まずは問うておくことがある」

「うぬら、一つ我が軍門に下り、聖杯を予に譲る気は無いか。さすれば予は貴様らを朋友として遇し、世界を制する快悦を共に、分かち合う所存でおる」

「おう魔術師よ。察するに貴様は、この坊主になり変わって予のマスターとなる腹だったらしいな。だとしたら片腹痛いの」

「予のマスターたるべき男は、予と共に戦場をはせる勇者でなければならぬ。姿をさらす度胸さえ無い臆病者なぞ、役者不足も甚だしいぞ!」

「聖杯に招かれし英霊は、今ここに集うがいい。なおも顔見せを怖じるような臆病者は、征服王イスカンダルの、侮蔑を免れるものと知れ!」

「何! 戦場の華は愛でるたちでな!」

7話 魔境の森


「この胸板に世界全図を載せるとは、実に小気味好い」
(世界地図がプリントされたTシャツを通販で購入する)

9話 主と従者


「下策をもって上首尾に至ったなら、上策から始めるよりも数段勝る偉業ではないか!」
(ある成果を上げたが下策と話すウェイバーに対して)

「戦いにおいて陣と言うのは、刻一刻と位置を変えていくもんだ。位置をつかんだ敵は速やかに叩かねば、取り逃がした後で後悔しても遅いのだ」

「当然よ。我がマスターがようやっと功績らしい成果を見せたのだ。ならば予もまた、敵の首級を持ち帰って報いるのが、サーヴァントとしての心意気というものだ!」

「まあ、そう初っ端から諦めて掛かるでない。とりあえずぶち当たるだけ当たってみようではないか。案外、何とかなるかもしれんぞ」

「意地の張り所が違うわ、馬鹿者。いいんだよそれで。こんなもの見せられて、眉一つ動かさぬ奴がいたら、予がぶん殴っておるわい」
(止めたにも関わらず凄惨な光景を見て怖気づくウェイバーに対して)

「だっておい、今は気を張っててそれどころじゃないわい。なんせ予のマスターが、殺されかかってるんだからな」

「どうしてもへったくれも、この際、関係なかろうて。一つ確かに言えることは、こいつらが死んだと思っていた連中は残らず謀られたってことだわな」
(殺されたと思っていたアサシンに攻撃された時)

「調べりゃ何か分かるかもしれんが、諦めろ」
(アサシンは逃げたためキャスターの痕跡を調べたいウェイバーだったが)

11話 聖杯問答


「見て分からんか。一献交わしに来たに決まっておろうが!」
(真正面からセイバーの本拠地に突っ込むが)

「聖杯はふさわしき者の手に渡る定めにあると言う。それを見定めるための儀式が、この冬木における闘争だと言うが、何も見極めを付けるだけならば、血を流すには及ばない」

「英霊同士、お互いの格に納得がいったなら、それで自ずと答えは出る」

「お互いに王を名乗って譲らぬとあれば捨て置けまい。いわばこれは、聖杯戦争ならぬ聖杯問答。どちらがより聖杯の王にふさわしい器か、酒杯に問えばつまびらかになるというものよ」

「アーチャーよ。貴様の極上の酒はまさしく至宝の盃にふさわしい。が、あいにく聖杯と酒器とは違う。まず貴様がどれほどの大望を聖杯に託すのか、それを聞かせてもらえねば始まらん」
(ギルガメッシュも参加し3人での話し合いが始まる)

「そうなると、後は剣を交うるのみ」
(一切の妥協を示さないギルガメッシュに対して)

「いくら魔力で顕界してるとはいえ、しょせん我らはサーヴァント。予は転生したこの世界に、一個の命として根を降ろしたい」

「体一つの我を張って、天と地に向かい合う。それが征服という行いの全て。そのように開始し、推し進め、成し遂げてこその、我が覇道なのだ」

「セイバー。貴様よりにもよって、自らが歴史に刻んだ行いを否定するというのか?」

「いいや違う、王が捧げるのでは無い。国が、民草が、その身命を王に捧げるのだ。断じてその逆では無い」

「しかり、我らは暴君であるがゆえに英雄だ。だがなセイバー、自らの治世を、その結末を悔やむ王がいるとしたら、それはただの暗君だ。暴君よりなお始末が悪い」

「無い。予の決断、予に付き従った臣下たちの生き様の果てにたどり着いた結末であるならば、その滅びは必定だ。悼みもしよう、涙も流そう、だが決して悔やみはしない。ましてそれを覆すなど、そんな愚行は、予と共に時代を築いた全ての人間に対する侮辱である!」

「で、王たる貴様は、正しさの奴隷か」

「そんな生き方は人では無い」

「無欲な王など飾り物にも劣るわい!」

「セイバーよ、理想に準じると貴様は言ったな。なるほど往年の貴様は清廉にして潔白な聖者であったことだろう。さぞや高貴で犯し難い姿であったことだろう。だがな、殉教などと言う茨の道に、一体誰が憧れる。焦がれる程の夢を見る」

「王とはな、誰よりも強欲に、誰よりも豪笑し、誰よりも激怒する。清濁を含めて、人の臨界を極めたるもの。そうあるからこそ臣下は王を羨望し、王に魅せられる。1人1人の民草の心に、我もまた王たらんと、憧憬の火が灯る」

「騎士道の誉れたる王よ。確かに貴様が掲げた正義と理想は、一度国を救い臣民を救済したやもしれん。だがな、ただ救われただけの連中がどういう末路をたどったか、それを知らぬ貴様ではあるまい」

「貴様は臣下を救うばかりで、導くことをしなかった。王の欲の形を示すことも無く、道を見失った臣下を捨て置き、ただ1人ですまし顔のまま、小綺麗な理想とやらを思い焦がれていただけよ」

「故に貴様は生粋の王では無い。己のためではなく、人のための、王という偶像に縛られていただけの、小娘に過ぎん」

「宴の客を遇する度量でも、王の器は問われるのだぞ」
(話しを続ける3人を囲むようにして多数のアサシンが出現する)

「当然だ。王の言葉は万民に向けて発するもの。わざわざ傾聴しに来た者ならば、敵も味方もありはせん」

「さあ遠慮はいらぬ。共に語ろうという者はここに来て盃を取れ。この酒は、貴様らの血と共にある!」

「この酒は貴様らの血と言ったはず。敢えてぶちまけたいと言うならば、是非もない」
(アサシンも誘うが拒否されて戦うことを決める)

「セイバー、そしてアーチャーよ、これが宴の最後の問いだ。そも、王とは孤高なるや否や」

「ダメだな、全くもって分かっておらん。そんな貴様らには予が今ここで、真の王たる者の姿を見せつけてやらねばなるまいて」

「ここはかつて我が軍勢が駆け抜けた大地。予と苦楽を共にした勇者たちが、等しく心に焼き付けた景色だ。この世界、この景観を形に出来るのは、これが我ら全員の心象であるからさ」

「見よ我が無双の軍勢を。肉体は滅び、その魂は英霊として世界に召し上げられて、それでもなお予に忠義する伝説の勇者たち」

「彼らとの絆こそ我が至宝! 我が王道! イスカンダルたる予が誇る最強宝具『アイオニオン・ヘタイロイ』なり!」

「王とは、誰よりも鮮烈に生き、諸人を見せる姿を指す言葉!」

「全ての勇者の羨望を束ね、その道標として立つ者こそが王! 故に、王とは孤高にあらず、その偉志は、全ての臣民の志の総算たるが故に!」

「蹂躙せよ!!!」
(多数のアサシンに圧倒的多数で圧倒する)

「貴様はもう黙っとけ。今宵は王が語らう宴であった。だがセイバー、予はもう貴様を王とは認めん」

「なあ小娘よ、いい加減にその痛ましき夢から覚めろ。さもなくば貴様は、いずれ英雄としての最低限の誇りさえも失う羽目になる。貴様の語る王という夢は、言わばそうゆうたぐいの、呪いだ」

13話 禁断の狂宴


「異郷の市場を冷やかす楽しみは、戦の興奮に勝るとも劣らぬからな」

「何で貴様はそうやって好き好んで自分の世界を狭めるかな。ちったあ楽しいことを探そうとは思わんのか?」

「そりゃまあ史実に名を刻むというのも、ある種の不死性ではあろうがな」

「そんな風に本の中の名前ばっかり2000年も永らえるぐらいなら、せめてその100分の1でいい、現し身の寿命が欲しかったわい」

「いずれ貴様が真に尊いと誇れる生き様を見出したら、その時にはいやがおうにも自分のための戦いを挑まなければならなくなる。己の戦場を求めるのは、そうなってからでも遅くは無い」

「だからこそ、予はたぎる。至弱極小、大いに結構。このけしつぶに劣る身をもって、いつか世界を凌駕せんと大望を抱く。この胸の高鳴り、これこそが征服王たる心臓の鼓動よ!」

「貴様のそういう卑屈さこそが、すなわち覇道の兆しなのだぞ。貴様は四の五の言いつつも、結局は己の小ささを分かっとる。それを知った上でなお、分をわきまえぬ高みを目指そうとあがいておるのだからな」

「そうとも、坊主、貴様は筋金入りの馬鹿だ。貴様の欲望は己の埒外を向いている。『彼方にこそ栄えあり』と言ってな。予の生きた世界では、それが人生の基本則だったのだ」

「オケアノスは、今なお予の目指す場所。見果てぬ夢よ」

20話 暗殺者の帰還


「だが坊主、そいつは聖杯が本当にあった場合の話だがな」

「予はな、もうその手の与太話で誰かを死なせるのは嫌なんだ。聖杯のありかが確かなら、命を賭けようという貴様の意気込みに報いてやることもできようが。あいにく、まだそうとも言い切れぬ」

「あの馬鹿娘は、予が正しく制してやらねば、永遠に道を踏み誤ったままだろうて。それではあまりに不憫すぎる」

21話 双輪の騎士


「案ずるな! 天にも地にも、我が疾走を阻むものは無い!」

「ただの機械仕掛けをもってしてその走り、見事なり。だがあいにくとこちらは戦車でな、お行儀よく駆け比べとはいかんぞ!」
(バイクに乗るセイバーに追いかけられて)

「無茶だからこそ、さ」
「ここまで拮抗した状況で負ければ、それこそ紛れもない完敗だ。あやつとて、改めて予の麾下に加わる気になるかもしれん」

「戦場に置いてあれは間違いなく地上の星だ。予の軍勢に加えてこそ、本当の輝きを放つというものだ」
(セイバーを王としては否定するが、人物としては評価していた)

「彼方にこそ栄えあり、いざ行かん!」

22話 この世全ての悪


「もちろんすぐにでも行かせてもらうが、あれだけ口やかましく命じた以上は、当然、貴様も見届ける覚悟であろう」

「マスターじゃ無いにせよ、予の友であることに違いはあるまい」

23話 最果ての海


「確かに、予の武装は消耗しておる。だが、今宵のイスカンダルは完璧では無いが故に、完璧以上なのだ」

「孤高なる王道か。その揺るがぬありように、予は敬服をもって挑むとしよう」

「集えよ、我が同胞。今宵、我らは、最強の伝説に勇姿を記す」

「敵は万夫不当の英雄王、相手にとって不足なし。いざ益荒男たちよ、原初の英霊に、我らが覇道を示そうぞ!」

「そう言えば、一つ聞いておかなければならないことがあったのだ」
「ウェイバー・ベルベットよ、臣として予に仕える気はあるか?」

「夢を示すのが王たる予の務め。そして王の示した夢を見極め、後世に語り継ぐのが、臣たる貴様の務めである」

「生きろ、ウェイバー。全てを見届け、そして生きながらえて語るのだ」
「貴様の王のあり方を! このイスカンダルの疾走を!」

「彼方にこそ栄えあり、届かぬからこそ挑むのだ。覇道を謳い、覇道を示す、この背中を見守る臣下のために!」

「そうさな。こたびの遠征もまた、存分に、心、踊ったの……」

「ああ、そうか。この胸の高鳴りこそが、オケアノスの潮騒だったのだ」

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